鰹節屋のつぶやき

0.01mmの薄さに削れるスケルトン削り機を導入しました

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有限会社エムズネットヤマキタ様より、スケルトン鰹節削り機を購入しました✨ 昔から業務用の鰹節削り機といえば、山北式と鳥羽式の2つが主流だったそう...

有限会社エムズネットヤマキタ様より、スケルトン鰹節削り機を購入しました✨

昔から業務用の鰹節削り機といえば、山北式と鳥羽式の2つが主流だったそうです。

今は山北式の1つだけになってしまったとのことで、鰹節屋としては少し寂しさもあります。

天野鰹節店にも、数十年前の山北式の大型自動鰹節削り機が3台あります。

今も現役で動いてくれていて、昔から鰹節屋を支えてきた機械のすごさを日々感じています。

実は、天野鰹節店を継いですぐの2025年に、知り合いの経営者さんから山北社長をご紹介いただき、一度会社見学に行かせていただいたことがあります。

その時に、鰹節削り機のことや、鰹節の削り方、原料による違いなど、本当に色々なお話を聞かせていただきました。

継いですぐで、まだ右も左も分からない状態だった私にとって、非常に勉強になる時間でした。

ただ、当時は資金もなく、欲しいと思いながらも購入することができませんでした、、

そこから少しずつ催事販売や商品づくりを続けて、今回ついに購入することができました。

本当に嬉しいです。

このスケルトン削り機は、鰹節を0.01mmの薄さに削ることができます。

実際に削って食べてみると、口の中に入れた瞬間に溶けるような食感で、鰹節の搾りかすのようなものが口の中に残りません。

同じ原料でも、削り方や薄さでここまで変わるのかと、改めて驚きました。

特に本枯節は、本当に口当たりが柔らかくなり、香りも味もきれいに広がります。

やはり鰹節は、原料だけでなく、削りの技術や機械の力もものすごく大切なのだと感じました。

また、この削り機は比較的小型のため、百貨店などの催事販売にも持ち込むことができます。

その場で削って、削りたてをお客様に提供できるのは、鰹節屋として本当にありがたいです。

実際に百貨店催事へ持ち込むと、スケルトンなので削っている様子を目で見ても楽しんでいただけます。

さらに削り始めると、ふわっと良い香りが広がり、お客様が自然と集まってきてくださります。

この削り機で削った本枯節の試食をお配りすると、溶けるような口当たりに驚いてくださる方が多く、想像以上に多くの方にご購入いただくことができました。

でも、まだまだ見せ方や伝え方には改善の余地がありそうです。

機械の良さ、原料の良さ、職人技の良さを、もっと分かりやすくお客様に伝えられるようにしていきたいです。

山北社長、エムズネットヤマキタ様、そしてご紹介いただいた経営者さんに本当に感謝です。

天野鰹節店として、昔ながらの鰹節の魅力を、今の時代に合った形で伝えていけるように頑張ります。