お役立ちコラム
離乳食の昆布だしはいつから?だしソムリエが教える始め方と安全な使い方
離乳食の昆布だしはいつから使えるか、月齢別の使い方、作り方、注意点、保存方法まで老舗鰹節屋が解説します。
こんにちは!天野鰹節店です。
赤ちゃんの離乳食に昆布だしを使いたいと思っても、いつから始めてよいのか、塩分やアレルギーは大丈夫なのか、不安になる方は多いです。
この記事では、離乳食の昆布だしを始める時期、月齢別の使い方、家庭でできる簡単な取り方、注意点、保存方法まで分かりやすく紹介します。
赤ちゃんに素材の味を知ってほしい方、離乳食の食べ進みを少しでも助けたい方、本格的なだしを家庭で取り入れたい方はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
離乳食の昆布だしはいつから?初期から

離乳食の昆布だしは、赤ちゃんが10倍がゆに慣れ始める生後5〜6か月頃から使えます。
ただし、大人用の濃いだしではなく、薄めに作った昆布だしを少量だけ使うことが基本です。
昆布だしは初期から少量
昆布だしは、昆布を水に浸してうま味を引き出すだしです。
塩やしょうゆを加えなければ、調味料ではなく「素材の風味」として離乳食に取り入れやすい存在です。
赤ちゃんは母乳やミルク以外の味に慣れていく時期なので、昆布だしのやさしいうま味が、野菜ペーストやおかゆの食べやすさを助けます。
離乳食の昆布だしは、赤ちゃんが離乳食を開始する生後5〜6か月頃から、薄味で少量を目安に使えます。
天野鰹節店でも、初めてのだし相談では「まずは香りがほんのりする程度」とお伝えしています。
離乳食初期は小さじ1から
離乳食初期に使う昆布だしの量は、1食あたり小さじ1〜2杯程度から始めます。
混ぜやすい食材は、次のようなものです。
- おかゆ:素材の味を邪魔せずうま味を足せる
- にんじん:少量混ぜると食べやすい
- かぼちゃ:甘みを生かしやすい
- 豆腐:なめらかにのばしやすい
赤ちゃんが慣れてきたら、食材の水分量に合わせて少しずつ増やします。
濃さの目安は、大人が飲んで「かなり薄い」と感じる程度です。
水500mlに昆布5gほどで取っただしを、さらに湯冷ましで薄めてもかまいません。
離乳食初期は「だしの味をつける」より、「食材をなめらかにのばす」感覚で使うと失敗しにくいです。
嫌がるとき:2〜3日あけて数滴から再開
赤ちゃんが昆布だしを嫌がる場合、昆布だしが苦手とは限りません。
考えられる理由はいくつかあります。
- 初めての香り:口を閉じることがある
- 温度:食べ進みに影響する
- 舌ざわり:嫌がる理由になることがある
- 空腹具合:日によって反応が変わる
だしを入れた離乳食を食べない日は、無理に食べさせず、白湯や湯冷ましでのばした離乳食に戻します。
鰹節屋の店頭でも「昨日は食べたのに今日は口を閉じました」という声をよく聞きます。
赤ちゃんの反応は日によって変わります。
2〜3日あけて、同じ食材に昆布だしを数滴だけ混ぜる方法もおすすめです。
離乳食は完食よりも、赤ちゃんが安心して味に出会うことを大切にします。
離乳食の昆布だしは月齢で量と濃さを変える

昆布だしは、月齢に合わせて濃さと量を変えると使いやすくなります。
赤ちゃんの味覚は大人より敏感です。
離乳食の昆布だしは、薄めから始めて、食材の味を引き立てる使い方が基本です。
- 初期:10倍がゆや野菜ペーストに小さじ1程度
- 中期:野菜スープや豆腐に大さじ1〜2程度
- 後期:うどんや煮物に50〜80ml程度
- 完了期:味つけ前のだし煮を取り分ける
初期はおかゆに小さじ1
離乳食初期は、赤ちゃんが母乳やミルク以外の味に慣れる時期です。
天野鰹節店でも、初めてのだしは「香りがほのかにする程度で十分」と案内しています。
味をつける目的ではなく、食材をのばす目的で使うと安心です。
中期は大さじ1〜2程度
離乳食中期は生後7〜8か月頃が目安です。
昆布だしは、刻んだ野菜を煮たスープ、豆腐のあんかけ、白身魚のほぐし身に使いやすいです。
昆布のうま味成分であるグルタミン酸は、野菜の甘みを引き立てます。
調味料を足さず、昆布だしだけで風味を整えると、赤ちゃんが素材の味を覚えやすくなります。
後期:うどんや煮物に50〜80ml程度
離乳食後期は生後9〜11か月頃が目安です。
昆布だしは、やわらかく煮たうどん、かぼちゃの煮物、大根やにんじんの含め煮に向いています。
だしで煮ると、薄味でも満足感が出ます。
鰹節屋の店頭でも「しょうゆを入れなくても食べてくれた」という声をよく聞きます。
うどんは短く切り、煮物は歯ぐきでつぶせる固さにします。
完了期:味つけ前のだし煮を取り分ける
離乳食完了期は生後12〜18か月頃が目安です。
昆布だしで野菜、豆腐、鶏ひき肉などを煮て、赤ちゃん分を先に取り分けます。
その後で大人用にみそ、しょうゆ、塩を加えると、家族の食事と離乳食を同時に作れます。
昆布だしは、みそ汁の具だけ取り分ける場合にも役立ちます。
取り分けでは、大人用に味つけする前のだし煮を赤ちゃん用にすることが大切です。
忙しい日ほど、昆布だしを冷蔵で用意しておくと調理が短くなります。
離乳食の昆布だしは薄くやさしく作る

離乳食の昆布だしは、材料をしぼるほど濃く取る必要はありません。
赤ちゃんの味覚に合わせて、香りがふんわり移る程度に作ると、10倍がゆや野菜ペーストになじみます。
水出し:水500mlと昆布5gを6〜8時間冷蔵
水出しは、次の流れで作ります。
- 水:500ml
- 昆布:5g
- 下準備:表面を固くしぼった布巾で軽く拭く
- 時間:冷蔵庫で6〜8時間
- 仕上げ:昆布を取り出す
離乳食用の昆布だしは、濃く取るよりも薄くやさしい香りに仕上げることが大切です。
天野鰹節店でも、赤ちゃん用には羅臼昆布よりも香りが穏やかな真昆布を選ぶお客様が多いです。
煮出し:水500mlと昆布5gを沸騰前に取り出す
煮出しは、次の流れで作ります。
- 水:500ml
- 昆布:5g
- 置き時間:できれば20〜30分
- 火加減:弱火にかける
- 取り出し:鍋底から小さな泡が出たら昆布を出す
沸騰させ続けるとぬめりや苦みが出やすくなります。
赤ちゃんの離乳食では、昆布を煮立てない作り方が安心です。
できただしは、かゆ、にんじん、かぼちゃ、豆腐などに少量ずつ加えると食べやすくなります。
薄め方:初日は白湯で2倍に薄める
離乳食初期に昆布だしを使う場合は、完成しただしを白湯で2倍に薄めると始めやすいです。
慣れてきたら、赤ちゃんの食べ方を見ながら薄めずに使います。
1回量は小さじ1から始め、10倍がゆや野菜ペーストに混ぜます。
昆布だしは調味料ではなく、食材の風味を支える脇役として使います。
塩、しょうゆ、顆粒だしは加えず、昆布と水だけで作っただしを使います。
小分け保存:15〜20mlずつ冷凍し1週間以内
昆布だしの保存は、衛生面に気をつけて進めます。
- 冷凍量:15〜20mlずつ
- 冷凍場所:清潔な製氷皿
- 管理:凍ったら保存袋へ移し日付を書く
- 冷凍目安:1週間
- 冷蔵目安:当日から翌日中
使うときは小鍋や電子レンジでしっかり温め、再冷凍は避けます。
小分け保存をしておくと、離乳食の昆布だしを必要な分だけ無駄なく使えます。
店頭でも「おかゆ用に1個、野菜用に1個」と分ける方法をよくおすすめしています。
昆布だしは塩分・アレルギー・ヨウ素に注意する

昆布だしは離乳食初期から使いやすい一方で、赤ちゃんの体は大人より未熟です。
塩分、アレルギー、ヨウ素、加工だしの原材料を確認し、少量から安全に進めます。
塩・しょうゆ:離乳食初期から中期は入れない
赤ちゃんの腎臓は発達途中です。
離乳食初期から中期の昆布だしには、塩やしょうゆを入れないことが基本です。
大人が薄いと感じる味でも、赤ちゃんには米、野菜、昆布のうま味がしっかり届きます。
昆布だしは味付けではなく、食材の香りと甘みを引き出す下支えとして使います。
アレルギー確認:初日は小さじ1を平日午前に試す
昆布そのもののアレルギーは多くありませんが、初めて使う日は小さじ1程度から始めます。
平日の午前中に与えると、湿疹、嘔吐、下痢などの変化があった場合に受診しやすくなります。
天野鰹節店でも、お客様には「新しい食材と新しいだしを同じ日に増やさない」とお伝えしています。
昆布だしを試す日は、食べ慣れたおかゆや野菜に混ぜる方法が安心です。
ヨウ素:濃い昆布だしを大量に飲ませない
昆布にはヨウ素が豊富に含まれます。
ヨウ素は成長に必要な栄養素ですが、過剰摂取は甲状腺への負担になる場合があります。
離乳食では、濃い昆布だしを大量に飲ませる使い方は避けます。
目安は、製氷皿で凍らせた1キューブをおかゆや野菜に加える程度です。
昆布だしは濃く煮出すより、薄めに取って少量使うことが大切です。
市販だし:食塩無添加と原材料表示を確認
市販のだしパックや顆粒だしを使う場合は、表示を確認します。
- 食塩:食塩無添加を確認
- 化学調味料:不使用を確認
- 砂糖:有無を確認
- 酵母エキス:有無を確認
- 食塩相当量:必ず確認
大人用の顆粒だしには塩分が含まれる商品が多く、離乳食には濃い場合があります。
鰹節屋の店頭でも、赤ちゃん用には昆布と鰹節だけのシンプルな原材料を選ぶ相談が多いです。
「無添加」と書かれていても、必ず原材料名と食塩相当量を確認します。
離乳食の鰹だしは中期から

昆布だしに慣れてくると、鰹だしや合わせだしを試したくなる時期が来ます。
離乳食では赤ちゃんの月齢だけでなく、食材の進み具合と体調を見ながら、香りとうま味を少しずつ足すことが大切です。
鰹だし:生後7〜8か月頃から小さじ1程度
鰹だしは、一般的に離乳食中期の生後7〜8か月頃から使いやすいだしです。
白身魚や豆腐など、たんぱく質食材に慣れてから始めると安心です。
最初は小さじ1程度をおかゆや野菜ペーストに混ぜ、赤ちゃんの口まわり、便、機嫌を確認します。
鰹だしは塩分を加えず、薄めのだしとして使うことが基本です。
昆布だし:やさしく野菜やおかゆに合う
昆布だしと鰹だしは、うま味や合う食材が少し違います。
- 昆布だし:グルタミン酸のうま味が中心
- 昆布だし:野菜やおかゆの甘みを引き立てる
- 鰹だし:イノシン酸のうま味と香ばしい香り
- 鰹だし:豆腐、うどん、かぼちゃなどに合う
天野鰹節店の店頭でも「鰹だしを入れたら食べ進みがよくなった」という声をよく聞きます。
ただし香りが強いだしは好みが分かれるため、赤ちゃんには大人用よりかなり薄めにします。
合わせだし:中期後半から後期に少量で試す
合わせだしは、昆布だしと鰹だしの両方に慣れてから使います。
目安は離乳食中期後半から後期です。
初日は昆布だし多め、鰹だし少なめにして、味噌汁の上澄みではなく、調味前のだしを使います。
合わせだしは新しい食材ではありませんが、赤ちゃんには初めての香りの組み合わせです。
体調がよい平日の午前中に、少量から試すと確認しやすくなります。
赤ちゃん向けだし:食塩不使用で原材料がシンプル
赤ちゃん向けのだし選びでは、原材料表示を必ず確認します。
おすすめは食塩不使用、化学調味料不使用、昆布と鰹節だけのシンプルなものです。
鰹節は香りが命です。
天野鰹節店では、削りたての香りを確かめてから購入されるお母さんも多くいます。
家庭では花かつおを少量使い、短時間で引くとえぐみが出にくくなります。
離乳食の昆布だしと鰹だしは、素材の味を覚えるためのやさしい助け役として使いましょう。
昆布だしは薄味を助けるが濃さと保存に注意する
離乳食の昆布だしは、赤ちゃんの味覚を育てる助けになります。
一方で、作り方や保存方法を誤ると、味が濃くなったり衛生面の不安が出たりします。
メリットとデメリットを知ると、毎日の離乳食に無理なく取り入れやすくなります。
メリット:小さじ1程度で野菜の甘みを引き出す
昆布だしにはグルタミン酸といううま味成分が含まれます。
にんじん、かぼちゃ、玉ねぎなどの野菜に少量加えると、素材の甘みや香りが感じやすくなります。
天野鰹節店でも、試食用の野菜ペーストに小さじ1程度の昆布だしを加えるだけで、「砂糖を入れたのですか」と聞かれることがあります。
昆布だしは味を足す調味料ではなく、素材の味を引き出す下支えです。
メリット:塩なしでも風味が出て薄味に慣れやすい
離乳食では塩分を控えることが大切です。
昆布だしをおかゆ、豆腐、白身魚、野菜スープに使うと、しょうゆや塩を使わなくても味に奥行きが出ます。
赤ちゃんは大人より味覚が敏感です。
強い味付けよりも、だしの香りや自然なうま味のほうが受け入れやすい場合があります。
離乳食初期から中期は、調味料よりも昆布だしで「薄味に慣れる土台」を作る時期です。
デメリット:水500mlに昆布5g前後で濃さを抑える
昆布だしは、昆布を入れすぎたり、長く煮立てたりすると、ぬめり、えぐみ、強い風味が出やすくなります。
赤ちゃん用には水500mlに昆布5g前後を目安にし、煮立つ前に昆布を取り出す方法が扱いやすいです。
大人用の濃い昆布だしをそのまま離乳食に使うと、赤ちゃんには風味が強すぎる場合があります。
離乳食の昆布だしは「大人がおいしい濃さ」よりも、かなり控えめが基本です。
デメリット:冷蔵は当日から翌日までに使い切る
手作りの昆布だしは保存料を使わないため、衛生管理が重要です。
赤ちゃん用に作っただしは、清潔な容器に入れて冷蔵で当日から翌日を目安に使い切ります。
長く使いたい場合は、製氷皿で1回分ずつ冷凍すると便利です。
天野鰹節店でも、家庭向けのだし教室では「冷ましたらすぐ冷蔵、使う分だけ再加熱」とお伝えしています。
常温放置した昆布だしは、赤ちゃんの離乳食には使わないでください。
離乳食の昆布だし疑問は量中心
離乳食の昆布だしについて、店頭やお電話でよくいただく質問をまとめました。
赤ちゃんの月齢や体調に合わせながら、無理なく安全に取り入れてください。
毎日使う場合:小さじ1〜2杯を薄めで使う
離乳食の昆布だしは、野菜がゆや豆腐の煮物などに小さじ1〜2杯から使うと安心です。
毎日使う場合も、濃いだしをたくさん入れる使い方は避けます。
昆布にはヨウ素が含まれるため、赤ちゃんには薄めのだしを少量使うことが基本です。
昆布だしは味付けではなく、素材の味を引き出す補助として使うと負担が少なくなります。
冷凍保存:1回分ずつ凍らせ1週間以内に使う
昆布だしは、清潔な製氷皿に入れて1回分ずつ冷凍できます。
凍っただしは保存袋に移し、日付を書いて管理します。
家庭では1週間以内を目安に使い切ると風味が落ちにくいです。
天野鰹節店でも、忙しいお母さんには「大さじ1ずつ凍らせる方法」をおすすめしています。
解凍後の再冷凍は衛生面から避け、使う分だけ加熱して使ってください。
だし後の昆布:初期は避けてうま味だけ使う
だしを取った昆布はやわらかく見えますが、実際は繊維質が多く、すりつぶしても口に残りやすいです。
離乳食初期や中期の赤ちゃんには、昆布そのものを食べさせる必要はありません。
完了期以降に使う場合も、細かく刻み、少量をよく煮てから様子を見ます。
離乳食では、昆布を食べさせるより、昆布だしのうま味だけを使うほうが安心です。
昆布の種類:利尻昆布や真昆布が使いやすい
離乳食の昆布だしには、香りが穏やかな利尻昆布や、上品なうま味の真昆布が使いやすいです。
羅臼昆布はうま味が濃い反面、赤ちゃんには濃く感じる場合があります。
購入時は、食塩や調味料が加わっていないだし昆布を選びます。
天野鰹節店では、初めての離乳食用には、厚すぎず水出ししやすい昆布を小さく切ってお渡しすることがあります。
赤ちゃん用の昆布だしは、無添加の昆布を使い、薄くやさしく仕上げることが大切です。
まとめ:離乳食の昆布だしは初期から
離乳食の昆布だしは、赤ちゃんの味覚を育てながら、野菜やおかゆを食べやすくしてくれる心強い味方です。
大切なポイントは、開始時期、量、濃さ、体調の見守りを家庭で無理なく続けることです。
開始時期:生後5〜6か月頃から小さじ1程度
離乳食の昆布だしは、一般的に生後5〜6か月頃の離乳食初期から使えます。
最初はおかゆや野菜ペーストに小さじ1程度を混ぜ、赤ちゃんの便、湿疹、機嫌を確認します。
昆布だしは塩やしょうゆを入れず、素材だけで作ることが基本です。
赤ちゃんには「濃いだし」ではなく「ほんのり香る薄いだし」から始めることが大切です。
昆布にはうま味成分のグルタミン酸が含まれますが、ヨウ素も含まれます。
毎食たっぷり使うより、野菜スープや10倍がゆに少量加える使い方が安心です。
天野鰹節店でも、赤ちゃん用のだしについて相談を受けるときは、まず薄さと頻度を確認します。
大人が物足りないと感じるくらいの風味でも、赤ちゃんには十分な味の経験になります。
手作りだし:冷蔵で1〜2日を目安に使い切る
家庭で作る昆布だしは、昆布と水だけで準備できます。
水出しなら、清潔な容器に昆布を入れて冷蔵庫で数時間置くだけです。
加熱する場合も、沸騰直前に昆布を取り出すと、えぐみやぬめりを抑えやすくなります。
作っただしは冷蔵で1〜2日を目安に使い切ります。
離乳食のだし作りは、完璧を目指すより、赤ちゃんが「食べてみたい」と感じる香りを少し添える感覚で十分です。
昆布だしに慣れた後は、月齢や食材の進み具合に合わせて鰹だし、合わせだしへ広げられます。
鰹節屋の店頭でも、かぼちゃ、にんじん、豆腐に薄いだしを合わせると食べ進みがよくなったという声を多く聞きます。
離乳食の昆布だしは、始める時期を守り、少量から試し、塩分、アレルギー、ヨウ素に配慮すれば、家庭で安全に取り入れやすいだしです。
毎日の一口が、赤ちゃんの味覚と食べる力をやさしく育てます。
◆ 離乳食の昆布だしはいつから?初期から
- 昆布だしは初期から少量
- 離乳食初期は小さじ1から
- 嫌がるとき:2〜3日あけて数滴から再開
◆ 離乳食の昆布だしは月齢で量と濃さを変える
- 初期はおかゆに小さじ1
- 中期は大さじ1〜2程度
- 後期:うどんや煮物に50〜80ml程度
- 完了期:味つけ前のだし煮を取り分ける
◆ 離乳食の昆布だしは薄くやさしく作る
- 水出し:水500mlと昆布5gを6〜8時間冷蔵
- 煮出し:水500mlと昆布5gを沸騰前に取り出す
- 薄め方:初日は白湯で2倍に薄める
- 小分け保存:15〜20mlずつ冷凍し1週間以内
◆ 昆布だしは塩分・アレルギー・ヨウ素に注意する
- 塩・しょうゆ:離乳食初期から中期は入れない
- アレルギー確認:初日は小さじ1を平日午前に試す
- ヨウ素:濃い昆布だしを大量に飲ませない
- 市販だし:食塩無添加と原材料表示を確認
◆ 離乳食の鰹だしは中期から
- 鰹だし:生後7〜8か月頃から小さじ1程度
- 昆布だし:やさしく野菜やおかゆに合う
- 合わせだし:中期後半から後期に少量で試す
- 赤ちゃん向けだし:食塩不使用で原材料がシンプル
◆ 昆布だしは薄味を助けるが濃さと保存に注意する
- メリット:小さじ1程度で野菜の甘みを引き出す
- メリット:塩なしでも風味が出て薄味に慣れやすい
- デメリット:水500mlに昆布5g前後で濃さを抑える
- デメリット:冷蔵は当日から翌日までに使い切る
◆ 離乳食の昆布だし疑問は量中心
- 毎日使う場合:小さじ1〜2杯を薄めで使う
- 冷凍保存:1回分ずつ凍らせ1週間以内に使う
- だし後の昆布:初期は避けてうま味だけ使う
- 昆布の種類:利尻昆布や真昆布が使いやすい




