お役立ちコラム
精進だしとは?作り方と使い方をだしソムリエが教える基本ガイド
精進だしとは何か、昆布・干し椎茸・野菜で作る基本の作り方、活用料理、失敗しないコツを老舗鰹節屋が解説します。
こんにちは!天野鰹節店です。
精進だしとは何か、家庭でどのような作り方をすればよいのか、昆布だしや椎茸だしとの違いが分からず悩む方は多いです。
この記事では、精進だしの意味、基本の材料、失敗しにくい作り方、料理への使い方、鰹節を使うだしとの違いまで分かりやすく紹介します。
この記事を読むと、動物性の素材を使わないだしでも、うま味と香りをしっかり引き出す方法が分かります。
精進料理、野菜中心の食事、法事やお盆の献立、毎日の味噌汁や煮物にやさしいだしを使いたい方はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
精進だしとは植物性だし

精進だしとは、昆布や干し椎茸などの植物性食材からうま味を引き出しただしです。
肉や魚を使わないため、精進料理だけでなく、普段の味噌汁や煮物にも使いやすいだしです。
精進だし:動物性食材を使わないだし
精進だしとは、鰹節や煮干しなどの動物性食材を使わず、昆布や干し椎茸で作る植物性のだしです。
昆布にはグルタミン酸、干し椎茸にはグアニル酸といううま味成分が含まれます。
2つの食材を合わせると、魚介を使わなくても奥行きのある味になります。
天野鰹節店でも、来店されたお客様から「肉や魚を控えたい日の味噌汁に使いたい」と相談を受けることがあります。
精進だしは、やさしい香りと澄んだ味わいが特徴です。
精進だし:素材の味を支える穏やかなだし
鰹だしは鰹節の香りとキレのあるうま味が魅力です。
合わせだしは昆布と鰹節を組み合わせるため、香りとうま味のバランスが豊かです。
一方で精進だしは、昆布と干し椎茸を中心にした植物性だしです。
味の印象は派手ではありませんが、野菜、豆腐、油揚げ、根菜の甘みを引き立てます。
精進だしは、主役の食材を前に出すための静かな土台になるだしです。
鰹節屋の立場から見ると、鰹だしは香りで料理を引っ張り、精進だしは素材の余韻を整える役割があります。
精進だし:味噌汁・煮物・炊き込みご飯向き
精進だしは、寺院で作られる精進料理の汁物、煮物、胡麻豆腐のたれなどに使われてきました。
家庭料理では、次の料理に向いています。
- 味噌汁:わかめと豆腐に合う
- 煮物:かぼちゃの煮物に向く
- 乾物料理:切り干し大根に向く
- ご飯もの:きのこの炊き込みご飯に向く
昆布と干し椎茸の香りは、醤油、味噌、みりんと相性がよく、油を使わない料理にも厚みを加えます。
特に昆布と干し椎茸を水に浸して作る精進だしは、朝食用の味噌汁にも扱いやすいです。
精進だしとは、特別な日のだしではなく、野菜中心の食卓をおいしく整える基本のだしです。
精進だしの材料は昆布・干し椎茸・野菜

精進だしとは、動物性の鰹節や煮干しを使わず、昆布、干し椎茸、野菜などの植物性食材でうま味を引き出すだしです。
材料選びで香り、甘み、コクが変わるため、作り方の前に基本食材の役割を知ることが大切です。
昆布:水1Lに10〜20g
昆布にはグルタミン酸といううま味成分が含まれます。
精進だしでは、このうま味が味の土台になります。
家庭では水1リットルに昆布10〜20gを目安にすると、味噌汁や煮物に使いやすい濃さになります。
天野鰹節店でも、お客様に精進料理用のだしを案内するときは、まず昆布の厚みと香りを確認します。
昆布は煮立てる材料ではなく、水に浸してうま味を移す材料です。
真昆布、利尻昆布、羅臼昆布などで風味が変わります。
干し椎茸:水1Lに2〜3枚
干し椎茸にはグアニル酸といううま味成分があります。
昆布のグルタミン酸と合わさると、精進だしの味に厚みが生まれます。
目安は水1リットルに干し椎茸2〜3枚です。
干し椎茸は、肉厚のどんこを使うと煮物向きの濃い風味になります。
薄めの香信を使うと、味噌汁やうどんにも合わせやすい軽い香りになります。
戻し汁もだしとして使えるため、軸についた汚れだけを軽く払ってから水に浸します。
野菜くず:ひとつかみで甘みを補う
精進だしに甘みを加える野菜くずには、次のようなものがあります。
- 玉ねぎの皮:甘みを加える
- にんじんのヘタ:甘みを加える
- 長ねぎの青い部分:甘みを加える
- キャベツの芯:甘みを加える
- 野菜の量:ひとつかみ程度
ただし、野菜くずは入れすぎると雑味が出ます。
昆布と干し椎茸を主役にして、野菜はひとつかみ程度に抑えると上品に仕上がります。
炒り大豆を少量加える作り方もあります。
大豆は香ばしさと丸みを補うため、精進だしを使った根菜の煮物に向きます。
野菜くずは新鮮でよく洗ったものだけを使うことが基本です。
避ける食材:強い香りと動物性食材
精進だしには、避けたい食材があります。
- にんにく:強い香りが出やすい
- にら:強い香りが出やすい
- セロリの葉:昆布と干し椎茸のうま味を隠す
- 傷みかけた野菜:苦味や強い香りが出やすい
- じゃがいもの皮や山菜:濁りやえぐみの原因
また、鰹節、煮干し、さば節などは動物性食材です。
精進だしとして作る場合は使いません。
植物性だけで仕上げたいときは、昆布、干し椎茸、野菜、大豆を中心に選ぶと、作り方が安定します。
精進だしの作り方は水出しして濾すだけ

精進だしの作り方は、昆布と干し椎茸を水に浸し、必要に応じて弱火で温め、濾すだけです。
天野鰹節店でも「初めての精進料理用だし」として、水出しから始める方法をおすすめしています。
水出し:精進だしは6〜8時間
基本分量は、水1リットルに対して昆布10g、干し椎茸2〜3枚です。
昆布は表面を固く絞った布で軽く拭きます。
干し椎茸は軸を付けたまま使えます。
水出しの目安は次の通りです。
- 水:1リットル
- 昆布:10g
- 干し椎茸:2〜3枚
- 置き時間:6〜8時間
- 置き場所:冷蔵庫
精進だしは、冷たい水でじっくり戻すほど、昆布のグルタミン酸と椎茸のグアニル酸が穏やかに引き出されます。
加熱:昆布は沸騰前に出す
水出しした鍋を弱火にかけます。
鍋の縁に小さな泡が出る程度まで温め、沸騰直前で昆布を取り出します。
干し椎茸はそのまま5分ほど温めると、香りとコクが増します。
天野鰹節店の店頭でも、精進だしが薄いと感じるお客様には「沸かさず温める」方法を案内しています。
昆布をグラグラ煮ると、ぬめりや雑味が出やすくなります。
保存:濾して冷蔵2〜3日
昆布と干し椎茸を取り出し、だしを茶こしやざるで濾します。
澄んだ精進だしに仕上げたい場合は、キッチンペーパーを敷いたざるで濾します。
戻した干し椎茸は、刻んで煮物や炊き込みご飯に使えます。
保存は清潔な容器に入れ、冷蔵庫で2〜3日が目安です。
冷凍する場合は製氷皿に入れると、味噌汁1杯分や煮物の追いだしに使いやすくなります。
濃い精進だし:昆布15gと干し椎茸4〜5枚
濃い精進だしを作る場合は、水1リットルに対して昆布15g、干し椎茸4〜5枚が目安です。
精進料理の煮しめ、根菜の含め煮、うどんつゆの下地には、濃いめのだしが向いています。
黄金比の目安は次の通りです。
- 普段使いの水:1リットル
- 普段使いの昆布:10g
- 普段使いの干し椎茸:2〜3枚
- 濃いめの昆布:15g
- 濃いめの干し椎茸:4〜5枚
調味料を入れる前に一口味見すると、料理全体の塩分を控えやすくなります。
精進だしの失敗は温度・時間・保存で防ぐ

精進だしは、昆布と干し椎茸のうま味を水に移すシンプルなだしです。
材料が少ない分、温度、時間、保存方法で味が大きく変わります。
薄い時:材料量と6時間以上の浸水を見直す
精進だしが薄い原因は、昆布や干し椎茸の量が少ないこと、浸水時間が短いことです。
薄い時は次の目安を見直します。
- 水:1リットル
- 昆布:10〜20g
- 干し椎茸:2〜3枚
- 水出し時間:6時間以上
薄い精進だしは、煮詰めるより材料を足して水出し時間を延ばす方法が自然です。
昆布:沸騰直前に取り出しぬめりを防ぐ
昆布は水出しなら冷蔵庫でゆっくり戻します。
加熱する場合は、鍋を弱火にかけ、湯面に小さな泡が出る沸騰直前で昆布を取り出します。
天野鰹節店の店頭でも、昆布をぐらぐら煮たお客様ほど「苦くなった」と相談されます。
昆布は煮立てないことが、精進だしのえぐみを防ぐ基本です。
椎茸の苦味:濾して昆布だしで半量に薄める
干し椎茸は、戻す前に表面のほこりを軽く払います。
水は冷水を使い、冷蔵庫で一晩戻すと香りが穏やかになります。
戻し汁に細かな沈殿物がある場合は、キッチンペーパーで濾します。
苦味が強い場合は、戻し汁を全量使わず、昆布だしで半量に薄めます。
干し椎茸の戻し汁は、濾してから少量ずつ加えると味の失敗を防げます。
保存目安:冷蔵2〜3日・冷凍2〜3週間
精進だしは動物性だしより軽い味わいですが、傷みやすい点は同じです。
保存の目安は次の通りです。
- 冷蔵保存:清潔な容器に入れる
- 冷蔵の目安:2〜3日
- 冷凍保存:製氷皿や保存袋で小分け
- 冷凍の目安:2〜3週間
- 味噌汁:氷状のだしをそのまま鍋に入れられる
精進だしは作った日付を書いて保存し、香りが弱くなる前に使い切ることが大切です。
精進だしの使い方は味噌汁・煮物・うどん向き

精進だしは、昆布や干し椎茸のうま味を生かす植物性のだしです。
味噌汁、煮物、うどん、そば、お吸い物に使うと、動物性のだしを使わなくても満足感のある味に仕上がります。
味噌汁:精進だし600ml
味噌汁には、精進だし600mlに対して味噌大さじ2前後を目安に使います。
豆腐、油揚げ、わかめ、なめこ、根菜を合わせると、植物性のうま味が重なります。
精進だしの味噌汁は、味噌を煮立てないことが香りを残すコツです。
天野鰹節店でも、精進料理を作るお客様には、白味噌ならまろやかに、赤味噌ならコク深く仕上がるとお伝えしています。
煮物:精進だし400ml
煮物では、精進だし400mlに、醤油、みりん、砂糖を加えて味を整えます。
干し椎茸の戻し汁を含む精進だしは、しいたけのグアニル酸が煮汁に厚みを出します。
大根の含め煮は、下ゆでした大根を精進だしで15分ほど煮ると、中心までやさしい味が入ります。
油揚げやがんもどきは、だしを吸いやすい食材です。
うどん:精進だし500ml
かけつゆには、精進だし500ml、醤油大さじ2、みりん大さじ2を合わせます。
みりんは一度煮切ると、つゆの角が取れます。
具材には、長ねぎ、きのこ、油揚げ、わかめがよく合います。
精進だしのうどんつゆは、濃い味にしすぎず、昆布の余韻を残すと上品にまとまります。
そばに使う場合は、醤油を少し増やすと香りが立ちます。
お吸い物:精進だし400ml
お吸い物は、精進だし400mlに塩少々、薄口醤油小さじ1を加えます。
具材は、豆腐、湯葉、三つ葉、麩、椎茸が向いています。
茶碗蒸し風にする場合は、卵を使わず、豆乳と葛粉を合わせて蒸すと、精進だしの香りを楽しめる一品になります。
天野鰹節店の店頭でも、法事やお盆の献立には、香りを強くしすぎない精進だしの使い方をおすすめしています。
精進だしと混合だしの違い
精進だしは昆布や干し椎茸で作る植物性のだしです。
一方で、混合だしは昆布に削り節を合わせて、香りとコクを重ねるだしです。
精進だしの作り方を覚えた方は、料理に合わせて混合だしも知っておくと、家庭の味づくりの幅が広がります。
精進だし:素材を支え混合だしは輪郭を出す
精進だしは、昆布や干し椎茸の穏やかなうま味を生かすだしです。
野菜の煮物や精進料理に向きます。
混合だしは、昆布のうま味に削り節の香りを合わせるだしです。
精進だしは素材を支えるだし、混合だしは料理の輪郭をはっきりさせるだしです。
天野鰹節店の店頭でも、「味噌汁が少し物足りない」と相談されるお客様には、昆布と混合削り節を合わせる方法を案内します。
香りが立つため、味噌や醤油を増やしすぎずに満足感を出しやすくなります。
混合だし:昆布20g以上と削り節30g以上
混合だしの作り方は次の通りです。
- 昆布:水1リットルに20g以上
- 浸水時間:40分から一晩ほど
- 夏季:冷蔵庫で浸ける
- 削り節:昆布だし1リットルに30g以上
- 加熱時間:中強火で7分から10分
だしがらを濾して出来上がりです。
混合だしは、しっかり煮出すことで削り節の厚みと香りがだしに移ります。
このだしは、みそ汁・煮物・おでん・うどん・そばのかけ汁・鍋物などに使えます。
店頭で試飲していただくと、「家の味噌汁と香りが違う」と驚かれることが多いだしです。
精進だしと混合だし:香りで選ぶ
野菜や豆腐のやさしい風味を生かしたい料理には、精進だしが向きます。
大根の含め煮、青菜のおひたし、けんちん汁などでは、昆布や干し椎茸のうま味が素材の甘みを引き立てます。
味噌、醤油、肉、練り物など味の強い食材を使う料理には、混合だしがよく合います。
うどん、そばのかけ汁、おでん、鍋物では、削り節の香りが全体をまとめます。
精進だしとは違う作り方を覚えることで、同じ調味料でも仕上がりの印象が変わります。
天野鰹節店では、普段の味噌汁には混合だし、野菜中心の一品には精進だしという使い分けをすすめています。
家庭料理では、だしを一種類に決める必要はありません。
料理の目的に合わせて選ぶことが、毎日の味を整える近道です。
精進だしの代用と顆粒
精進だしの作り方を調べる方から、天野鰹節店の店頭でも「昆布だけでよいのか」「顆粒だしで代用できるのか」とよく質問をいただきます。
精進料理、ヴィーガン料理、普段の味噌汁で迷いやすい点を整理します。
昆布だけ:水1Lに10〜20gを6時間以上
精進だしは昆布だけでも作れます。
水1リットルに昆布10〜20gを入れ、冷蔵庫で6時間以上置くと、澄んだ昆布だしになります。
物足りない場合は、干し椎茸1〜2枚を加えると、グアニル酸のうま味で味噌汁や煮物に厚みが出ます。
店頭でも、最初は昆布だけで試し、次に干し椎茸を足すお客様が多いです。
顆粒だし:動物性素材なしなら精進だしに使える
市販の顆粒だしを使う場合は、表示にかつお節、煮干し、チキンエキスなどが入っていないか確認します。
精進だしとして使うなら、昆布、椎茸、野菜エキス中心の商品を選びます。
「和風だし」と書かれていても、動物性原料が含まれる商品は精進だしとは呼びにくいです。
香料や塩分が強い商品もあるため、味噌や醤油は少なめから調整します。
ヴィーガン料理:植物性の精進だしが使いやすい
精進だしは植物性のだしなので、昆布、干し椎茸、干し野菜で作ればヴィーガン料理やベジタリアン料理に使いやすいです。
ただし、料理全体では味噌、醤油、みりん風調味料の原材料も確認します。
精進だしだけが植物性でも、調味料に魚介エキスが入るとヴィーガン対応ではなくなります。
具材は豆腐、油揚げ、大根、里芋、きのこ類と相性がよいです。
だしがら:佃煮や炊き込みご飯に再利用できる
精進だしのだしがらは、昆布を細切りにして佃煮にしたり、干し椎茸を刻んで炊き込みご飯や煮物に入れたりできます。
水出し後の昆布はやわらかく、醤油、みりん、少量の砂糖で10分ほど煮ると常備菜になります。
だしがらには食物繊維とうま味が残るため、家庭料理では最後まで使い切るとおいしさも節約も両立できます。
まとめ:精進だしは基本だし
精進だしとは、昆布や干し椎茸などの植物性食材からうま味を引き出すだしです。
精進料理だけでなく、毎日の味噌汁、煮物、うどん、炊き込みご飯にも使いやすい基本のだしです。
精進だしは一晩浸ける
精進だしの基本は、昆布と干し椎茸を水に浸けて、うま味をじっくり引き出すことです。
水出しで作る場合は、冷蔵庫で6時間から一晩置くと、昆布のグルタミン酸と干し椎茸のグアニル酸が穏やかに広がります。
精進だしの作り方で大切なことは、濃くしようとして煮立てすぎないことです。
昆布を強く沸騰させると、えぐみやぬめりが出やすくなります。
干し椎茸も入れすぎると香りが前に出ます。
天野鰹節店でも、精進だしを試されるお客様には、まず小さめの保存容器で作る方法をおすすめしています。
精進だしは、動物性食材を使わない献立や、やさしい味に仕上げたい日にも役立ちます。
味噌汁なら具材の甘みが出ます。
煮物なら大根や里芋の持ち味が引き立ちます。
家庭の作り方では、難しい技術よりも浸ける時間と材料の量を意識することが近道です。
だし選び:やさしさは精進だし、力強さは鰹節だし
精進だしは、野菜中心の料理や素材の香りを生かしたい料理に向いています。
一方で、鰹節や混合削り節のだしは、香りとコクが強く、みそ汁、煮物、おでん、うどん、そばのかけ汁、鍋物などに向いています。
家庭のだし選びは、精進だしと鰹節のだしを優劣で比べず、料理に合わせて使い分けることが大切です。
混合削り節で出汁を取る場合の目安は次の通りです。
- 昆布:水1リットルに20g以上
- 浸水時間:40分から一晩ほど
- 夏季:冷蔵庫で浸ける
- 混合削り節:昆布だし1リットルに30g以上
- 加熱時間:中強火で7分から10分
だしがらを濾して出来上がりです。
天野鰹節店の店頭でも、「今日は精進だしで野菜を煮たい」「明日は鰹節のだしで味噌汁を作りたい」というお声をよく伺います。
精進だしとは、家庭料理を静かに支える植物性のだしです。
鰹節屋としては、精進だしの良さも、鰹節のだしの良さも、毎日の食卓で楽しんでいただきたいと考えています。
◆ 精進だしとは植物性だし
- 精進だし:動物性食材を使わないだし
- 精進だし:素材の味を支える穏やかなだし
- 精進だし:味噌汁・煮物・炊き込みご飯向き
◆ 精進だしの材料は昆布・干し椎茸・野菜
- 昆布:水1Lに10〜20g
- 干し椎茸:水1Lに2〜3枚
- 野菜くず:ひとつかみで甘みを補う
- 避ける食材:強い香りと動物性食材
◆ 精進だしの作り方は水出しして濾すだけ
- 水出し:精進だしは6〜8時間
- 加熱:昆布は沸騰前に出す
- 保存:濾して冷蔵2〜3日
- 濃い精進だし:昆布15gと干し椎茸4〜5枚
◆ 精進だしの失敗は温度・時間・保存で防ぐ
- 薄い時:材料量と6時間以上の浸水を見直す
- 昆布:沸騰直前に取り出しぬめりを防ぐ
- 椎茸の苦味:濾して昆布だしで半量に薄める
- 保存目安:冷蔵2〜3日・冷凍2〜3週間
◆ 精進だしの使い方は味噌汁・煮物・うどん向き
- 味噌汁:精進だし600ml
- 煮物:精進だし400ml
- うどん:精進だし500ml
- お吸い物:精進だし400ml
◆ 精進だしと混合だしの違い
- 精進だし:素材を支え混合だしは輪郭を出す
- 混合だし:昆布20g以上と削り節30g以上
- 精進だしと混合だし:香りで選ぶ
◆ 精進だしの代用と顆粒
- 昆布だけ:水1Lに10〜20gを6時間以上
- 顆粒だし:動物性素材なしなら精進だしに使える
- ヴィーガン料理:植物性の精進だしが使いやすい
- だしがら:佃煮や炊き込みご飯に再利用できる





