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だしの種類一覧と使い分け完全ガイド|料理別に合うだしをだしソムリエが解説
だしの種類一覧と使い分けを老舗鰹節屋が解説。かつお、昆布、煮干し、あご、椎茸、合わせだしの選び方が分かります。
こんにちは!天野鰹節店です。
味噌汁や煮物を作るときに、かつおだし、昆布だし、煮干しだし、あごだしなど、だしの種類が多くて選び方に迷う方は多いです。
だしは料理の味を支える大切な土台なので、種類ごとの特徴と使い分けを知るだけで、家庭料理の味がぐっと整います。
この記事では、だしの種類一覧、素材ごとの味わい、料理別の使い分け、失敗しにくい取り方、家庭で選びやすいだし商品の考え方まで分かりやすく紹介します。
本格的なだしを家庭で取りたい方、鰹節やだしパックを選びたい方、毎日の料理をもう少しおいしくしたい方はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
だしの種類一覧と使い分け

家庭で使うだしの種類は、大きく分けてかつおだし、昆布だし、煮干しだし、あごだし、干し椎茸だしの5つです。
だしの使い分けは、香りを立てたい料理か、素材を支えたい料理かで考えると失敗しにくくなります。
かつおだし:香りとうま味を生かす万能だし
かつおだしは、鰹節の香りとイノシン酸のうま味が特徴です。
天野鰹節店でも、初めて本枯節を買うお客様には「まず味噌汁で香りを見てください」と案内します。
熱湯で1〜2分ほど抽出すると、雑味を抑えやすくなります。
昆布だし:素材の味を整えるまろやかなうま味
昆布だしは、グルタミン酸による上品なうま味とまろやかな甘みが魅力です。
昆布だしは淡い味の料理ほど持ち味を発揮します。
水1Lに昆布10gを目安に入れ、弱火でゆっくり温めると、えぐみが出にくくなります。
煮干しだし:濃い味噌に合う力強いうま味
煮干しだしは、いりこの力強いうま味とコクが特徴です。
特に麦味噌や赤味噌のような濃い味噌と相性が良いです。
煮干しは水出し6時間以上にすると、すっきりしただしになります。
朝の味噌汁用なら、前夜に水へ入れておく使い分けが便利です。
あごだし:澄んだつゆに合う上品なコク
あごだしは、飛魚を乾燥または焼いて作るだしです。
九州地方では定番のだしとして親しまれています。
あごだしは澄んだつゆを作りたい料理に向く種類です。
強く煮立てると香りが荒くなるため、弱火で抽出します。
干し椎茸だし:煮物に合う深い香りとうま味
干し椎茸だしは、グアニル酸のうま味と深い香りが特徴です。
動物性のだしを使わない料理でも満足感を出しやすい点が魅力です。
戻し時間は冷蔵庫で6〜12時間が目安です。
かつおだしや昆布だしとは違う濃い香りがあるため、料理の主役を支える使い分けが大切です。
- かつおだし:味噌汁・すまし汁・茶碗蒸し・親子丼・煮浸しに使いやすい
- 昆布だし:湯豆腐・鍋・精進料理・野菜の煮物に合う
- 煮干しだし:味噌汁・ラーメン・うどんつゆ・根菜の煮物に向く
- あごだし:うどん・雑煮・お吸い物・炊き込みご飯に合う
- 干し椎茸だし:筑前煮・含め煮・炊き込みご飯・精進料理に向く
だしの種類で味わいと合う料理が変わる

だしの種類は、香り、うま味、余韻がそれぞれ違います。
料理に合うだしを選ぶと、同じ味噌汁や煮物でも仕上がりが大きく変わります。
かつおだし:味噌汁・すまし汁・うどんつゆ向き
かつおだしは、華やかな香りとすっきりしたうま味が特徴です。
天野鰹節店でも、削りたての本枯節はお客様が「お椀に入れただけで香る」と驚かれます。
香りを主役にしたい味噌汁、すまし汁、うどんつゆには、かつおだしがよく合います。
特に薄口醤油や塩で整える汁物では、だしの風味が前に出ます。
昆布だし:湯豆腐・鍋・精進料理向き
昆布だしは、グルタミン酸由来のまろやかなうま味が特徴です。
昆布だしは、淡い味の食材を上品にまとめたい料理に向く種類です。
水1リットルに昆布10g前後を目安にすると、家庭でも使いやすい濃さになります。
煮干しだし:味噌汁・ラーメン向き
煮干しだしは、魚らしい力強いうま味とコクが魅力です。
東北や瀬戸内の郷土料理でもよく使われます。
味噌や醤油など、濃い調味料に負けないだしを選びたい時は煮干しだしが便利です。
あごだし:雑煮・茶碗蒸し・麺つゆ向き
あごだしは、焼きあご由来の香ばしさと澄んだ甘みが特徴です。
あごだしは、透明感のあるつゆや祝い料理に向くだしの種類です。
九州地方では雑煮の定番として親しまれています。
干し椎茸だし:煮物・炊き込みご飯向き
干し椎茸だしは、グアニル酸による濃いうま味と独特の香りがあります。
干し椎茸だしは、料理に奥行きと香りを足したい時に使うと効果的です。
戻し時間は冷蔵で6時間以上を目安にすると、雑味が出にくくなります。
- かつおだし:味噌汁・すまし汁・うどんつゆ向き
- 昆布だし:湯豆腐・鍋・精進料理向き
- 煮干しだし:豆腐の味噌汁・わかめの味噌汁・煮干しラーメン向き
- あごだし:お雑煮・茶碗蒸し・麺つゆ向き
- 干し椎茸だし:筑前煮・ひじき煮・炊き込みご飯・中華スープ向き
合わせだしは2種類以上でうま味を補う

合わせだしは、2種類以上の素材を組み合わせて、うま味、香り、コクを補い合うだしです。
単品のだしより味の輪郭が整いやすく、味噌汁、煮物、鍋物、麺つゆなど家庭料理で使い分けやすい特徴があります。
かつおと昆布:和食の基本だし
かつお節の香りとうま味、昆布のまろやかなうま味が重なるため、吸い物、茶碗蒸し、煮物、うどんつゆに幅広く使えます。
天野鰹節店でも、初めて本格的なだしを取るお客様には、この組み合わせを案内することが多いです。
かつおと昆布の合わせだしは、和食の味を決める基本のだしです。
上品に仕上げたい料理では、かつお節を入れてから1〜2分でこすと、雑味が出にくくなります。
煮干しと昆布:味噌汁に深みを出す
煮干しは力強いうま味と香ばしさを持ち、昆布は味の土台を作ります。
煮干しは頭とはらわたを取ると苦味が抑えられます。
前夜に水へ入れる水出しなら、朝の味噌汁作りも楽になります。
濃いめが好きな家庭では、煮干しを少し増やすと満足感が出ます。
干し椎茸と昆布:野菜料理にコクを出す
干し椎茸には深いうま味と独特の香りがあり、昆布と合わせるとやさしい甘みが広がります。
戻し汁もだしとして使えるため、干し椎茸は冷水で6時間以上戻すと香りが穏やかに出ます。
肉や魚を使わない料理でも、干し椎茸と昆布の合わせだしなら満足感を出せます。
濃い香りが苦手な場合は、昆布の割合を多めにすると食べやすくなります。
かつおと煮干し:濃い味の料理に合う
かつおの華やかな香りに、煮干しの骨太なうま味を足すと、醤油や味噌に負けないだしになります。
店頭でも、関東風の濃い麺つゆを作る方には、この組み合わせをすすめることがあります。
煮干しを長く煮すぎるとえぐみが出るため、弱火で5分前後を目安にします。
かつお節は仕上げに加えると、香りがきれいに残ります。
- かつおと昆布:吸い物・茶碗蒸し・煮物・うどんつゆに幅広く使える
- 煮干しと昆布:豆腐・わかめ・大根・油揚げの味噌汁に合う
- 干し椎茸と昆布:筑前煮・切り干し大根・含め煮・精進料理に向く
- かつおと煮干し:そばつゆ・親子丼・肉豆腐・濃いめの煮魚に向く
料理別のだし使い分け

料理別にだしの種類を選ぶと、味付けを濃くしなくても満足感が出ます。
天野鰹節店の店頭でも、料理名から相談されるお客様が多いため、家庭で迷いやすい料理を中心に使い分けを整理します。
味噌汁:淡い具材は香り、濃い具材はコク
香りが立ち、朝の味噌汁が軽く仕上がります。
味噌汁のだしは、具材が淡いほど香りのだし、具材が濃いほどコクのだしを選ぶと整います。
- 豆腐・わかめ・ねぎ:かつおだしが合う
- 大根・玉ねぎ・じゃがいも:昆布だしで野菜の甘みが出る
- 豚汁・きのこ汁:煮干しだしが向く
煮物:かつおと昆布の合わせだしが便利
肉じゃが、筑前煮、かぼちゃの煮物にはかつおと昆布の合わせだしが便利です。
かつおの香りと昆布のうま味が、醤油やみりんを支えます。
店では煮物用に少し厚めの削り節をすすめることがあります。
10分ほど煮出すと味の土台が太くなります。
煮物は濃い調味料で押すより、だしを含ませてから味を決めるほうが上品です。
麺つゆ:だしは少し力強く取る
天野鰹節店では、年末にそば用の濃いだしを求める方が増えます。
麺つゆは薄めて使うため、だしは少し力強く取ると味が決まります。
- うどんつゆ:昆布とかつおの合わせだしが合う
- 関西風:昆布を多めにすると澄んだ味になる
- そばつゆ:宗田節やさば節を少し加えると麺の香りに負けない
鍋料理:具材が多いほど最初のだしが重要
魚介、鶏肉、野菜のうま味を受け止めます。
強い味付けにも負けにくいからです。
鍋料理は具材からもだしが出るため、最初のだしは澄んだうま味を意識します。
- 寄せ鍋・湯豆腐:昆布だしが合う
- 鶏団子鍋・豚しゃぶ:かつおだしを足すと香りが出る
- キムチ鍋・味噌鍋:煮干しだしが向く
繊細な料理:雑味の少ない一番だし向き
茶碗蒸し、だし巻き卵、お吸い物には一番だしが向きます。
かつお節と昆布で短時間に取るため、雑味が少なく香りが澄みます。
卵料理ではだしが多すぎると固まりにくいため、卵3個にだし150ml前後が扱いやすい目安です。
淡い料理では、濃さよりも香りの透明感を優先すると料亭のような印象になります。
だしの取り方は温度・時間・下処理が重要

だしは種類ごとに、温度、時間、下処理のコツが違います。
天野鰹節店の店頭でも「同じ材料なのに味が薄い」「苦味が出る」という相談をよく受けます。
家庭では、基本の目安を知るだけで味わいが安定します。
かつおだし:85〜90℃で1〜2分
かつおだしは、水1Lを沸かして火を止め、少し落ち着いた85〜90℃にしてから削り節20〜30gを入れます。
待ち時間は1〜2分が目安です。
かつおだしは煮立て続けると香りが飛び、雑味が出やすくなります。
味噌汁、吸い物、茶碗蒸しに向きます。
昆布だし:水1Lに昆布10gで沸騰直前まで
昆布だしは、水1Lに昆布10gを入れ、30分〜一晩置くと旨味が出ます。
加熱する場合は弱火で温め、沸騰直前に昆布を取り出します。
昆布を沸騰させると、ぬめりや海藻臭が強く出ます。
湯豆腐、鍋、精進料理に使うと、素材の甘みが引き立ちます。
煮干しだし:頭と腹わたを取り5分煮出す
煮干しだしは、煮干し20gの頭と腹わたを取り、水1Lに30分以上浸します。
弱火で加熱し、沸いたら5分ほど煮出します。
強火でぐらぐら煮ると、魚臭さと苦味が前に出ます。
天野鰹節店では、味噌汁用に小ぶりで脂の少ない煮干しをすすめています。
干し椎茸だし:冷蔵庫で5時間〜一晩戻す
干し椎茸だしは、椎茸3〜5枚を水500mlに入れ、冷蔵庫で5時間〜一晩戻します。
急ぐ場合はぬるま湯を使えますが、香りは穏やかになります。
干し椎茸だしは単独より、昆布だしやかつおだしと合わせると使いやすくなります。
煮物、炊き込みご飯、筑前煮に合います。
便利だし:香り重視はだしパック、時短は顆粒・液体
家庭の使い分けでは、香りを重視する料理にだしパック、時短料理に顆粒だしや液体だしを選ぶと失敗しにくいです。
- かつおだし:水1L・85〜90℃・削り節20〜30g・1〜2分
- 昆布だし:水1L・昆布10g・30分〜一晩・沸騰直前まで
- 煮干しだし:煮干し20g・水1L・30分以上浸して5分煮出す
- 干し椎茸だし:椎茸3〜5枚・水500ml・冷蔵庫で5時間〜一晩
- だしパック:鍋で3〜5分煮出す
- だしパック:3〜5分煮出すだけで本格的な風味になる
- 顆粒だし:計量しやすく炒め物や和え物に便利
- 液体だし:希釈するだけでめんつゆ・煮物・丼に向く
だし選びは使い切りやすさと好みも重要
だしの種類一覧を見ると、鰹だし、昆布だし、煮干しだし、椎茸だし、合わせだしなど選択肢が多く迷いやすいです。
家庭では味だけでなく、使い切りやすさ、家族の好み、塩分、保存性まで考えると失敗が減ります。
家庭用のだし:鰹だしと昆布だしが基本
家庭用なら鰹だしと昆布だしを軸にすると十分です。
天野鰹節店でも、初めての方には削り節を1袋、昆布を1袋からすすめます。
だしの種類は増やすより、使う料理を決めて選ぶことが大切です。
味噌汁は鰹、鍋物は昆布など役割を決めると、使い切りやすくなります。
味がぼやける原因:調味料を先に入れすぎる
料理の味がぼやける原因は、だしが弱い場合だけではありません。
先に醤油や味噌を多く入れると、だしの香りが隠れます。
だしを味見してから調味料を足す順番にすると、うま味の輪郭がはっきりします。
煮物では火を止める直前に味を確認すると失敗しにくいです。
子ども向け:昆布だしや鰹と昆布が食べやすい
子どもには昆布だしや鰹と昆布の合わせだしが向きます。
煮干しだしを使う場合は頭とはらわたを取り、浸水時間を短めにします。
家族向けのだし選びでは、強い香りより毎日飲めるやさしい香りを優先します。
当店の試食でも、朝の味噌汁には穏やかな鰹節が好評です。
減塩:鰹節と昆布のうま味を重ねる
減塩では鰹節のイノシン酸と昆布のグルタミン酸を合わせる方法が役立ちます。
塩を減らしても、うま味が増えると味の不足を感じにくくなります。
減塩したい家庭ほど、顆粒だしの塩分表示と天然だしの使い分けを確認してください。
汁物はだしを濃いめに取ると調味料を控えやすいです。
購入時:原材料名・賞味期限・削り方を確認
購入時は原材料名と賞味期限を確認します。
削り節は開封後に香りが抜けるため、小袋や使い切り量が便利です。
だしパックは食塩、酵母エキス、粉末醤油の有無を見ます。
鰹節屋の店頭では、香り、色、削りの厚みを見て料理に合う商品を案内しています。
味噌汁には薄削り、煮物には少し厚めの削りが扱いやすいです。
家庭向けだしは続けやすさと相性で選ぶ
家庭でだしを選ぶときは、味の濃さよりも「続けやすさ」と「料理との相性」を基準にすると失敗しにくいです。
天野鰹節店では、店頭でも家庭の調理時間や献立を聞きながら、だしの種類と使い分けを提案しています。
毎日の味噌汁:香りのよいかつおだしが使いやすい
かつおだしは香りが軽く、味噌の風味を邪魔しません。
豆腐、わかめ、長ねぎ、大根などの定番具材と相性がよく、朝食にも夕食にも使いやすいだしです。
天野鰹節店では、味噌汁用に花かつおを選ぶお客様が多く、鍋に入れて1〜2分で香りが出る点も好評です。
毎日の味噌汁は、香りがよく後味が軽いかつおだしを選ぶと飽きずに続けられます。
忙しい朝:無添加だしパックが続けやすい
無添加だしパックは、鍋に水と一緒に入れて煮出すだけで使えます。
顆粒だしより香りが自然で、削り節より手間が少ないため、家庭の時短調理に向いています。
味噌汁なら約5分、煮物なら少し長めに煮出すと旨味が出やすくなります。
天野鰹節店でも、共働き家庭や子育て中のお客様には、かつお節、昆布、煮干しを合わせたタイプをすすめています。
続けられるだしを選ぶことも、家庭料理をおいしくする大切な使い分けです。
特別な和食:削りたての鰹節が香りを引き立てる
削りたての鰹節は、袋詰めの削り節より香りが鮮やかです。
お吸い物、茶碗蒸し、だし巻き卵、年越しそばなど、だしの香りが主役になる料理に向いています。
店頭で本枯節を削ると、数秒で店内に香ばしい香りが広がり、お客様が「これだけで料理が上手になりそう」と驚かれます。
本枯節は旨味が澄んでいるため、薄味の和食にも合わせやすいです。
特別な料理では、だしの濃さよりも削りたての香りを生かすことが大切です。
料理初心者:かつおと昆布の合わせだしから始める
合わせだしは、かつお節の香りと昆布の旨味を組み合わせただしです。
味噌汁、煮物、うどんつゆ、鍋料理まで幅広く使えるため、だしの使い分けに慣れていない家庭でも扱いやすいです。
最初は水1リットルに昆布10g、削り節20gを目安にすると、味の基準がつかみやすくなります。
料理初心者は万能な合わせだしを基準にすると、料理別にだしを選ぶ感覚が身につきます。
まとめ:だしは料理名から逆算すると使い分けやすい
だしの種類一覧と使い分けを知る目的は、難しい知識を増やすことではありません。
家庭料理の味を安定させ、味噌汁、煮物、うどん、鍋物を無理なくおいしく整えることです。
だしの種類一覧:料理ごとの使い分けが簡単になる
天野鰹節店の店頭でも、最初は「だし 種類 一覧 使い分け」と同じ悩みを持つお客様が多くいらっしゃいます。
私が必ずお伝えする基準は、料理の主役を邪魔しないだしを選ぶことです。
だし選びは、料理名から逆算すると失敗しにくくなります。
たとえば、香りを立てたい朝の味噌汁にはかつお、野菜の甘みを支えたい鍋には昆布、濃い味噌に負けない汁物には煮干しが便利です。
- かつおだし:香りとキレがあり味噌汁・吸い物・茶碗蒸しに向く
- 昆布だし:上品なうま味があり湯豆腐・鍋・精進料理に合う
- 煮干しだし:力強い風味があり味噌汁やラーメン風の汁物で存在感を出す
- 椎茸だし:甘い香りと深いうま味があり煮物や炊き込みご飯に向く
家庭料理:基本のかつおだしと合わせだしで整う
家庭料理では、毎回すべてのだしを使い分ける必要はありません。
まずは基本のかつおだしと昆布とかつおの合わせだしを覚えるだけで、和食の味は大きく整います。
合わせだしは、昆布のうま味とかつお節の香りが重なり、味噌汁、煮物、うどん、鍋物まで幅広く使えます。
老舗鰹節屋として家庭のお客様にすすめる考え方は、平日は続けやすいだし、休日は香りを楽しむだしを選ぶことです。
忙しい日はだしパックを使い、余裕がある日は削りたての鰹節で一番だしを取るだけでも食卓の満足感は変わります。
家庭に合うだしの種類を決めておくと、献立作りと味付けの迷いが減ります。
だしは特別な日の技術ではなく、毎日の料理を支える身近な土台です。
◆ だしの種類一覧と使い分け
- かつおだし:香りとうま味を生かす万能だし
- 昆布だし:素材の味を整えるまろやかなうま味
- 煮干しだし:濃い味噌に合う力強いうま味
- あごだし:澄んだつゆに合う上品なコク
- 干し椎茸だし:煮物に合う深い香りとうま味
◆ だしの種類で味わいと合う料理が変わる
- かつおだし:味噌汁・すまし汁・うどんつゆ向き
- 昆布だし:湯豆腐・鍋・精進料理向き
- 煮干しだし:味噌汁・ラーメン向き
- あごだし:雑煮・茶碗蒸し・麺つゆ向き
- 干し椎茸だし:煮物・炊き込みご飯向き
◆ 合わせだしは2種類以上でうま味を補う
- かつおと昆布:和食の基本だし
- 煮干しと昆布:味噌汁に深みを出す
- 干し椎茸と昆布:野菜料理にコクを出す
- かつおと煮干し:濃い味の料理に合う
◆ 料理別のだし使い分け
- 味噌汁:淡い具材は香り、濃い具材はコク
- 煮物:かつおと昆布の合わせだしが便利
- 麺つゆ:だしは少し力強く取る
- 鍋料理:具材が多いほど最初のだしが重要
- 繊細な料理:雑味の少ない一番だし向き
◆ だしの取り方は温度・時間・下処理が重要
- かつおだし:85〜90℃で1〜2分
- 昆布だし:水1Lに昆布10gで沸騰直前まで
- 煮干しだし:頭と腹わたを取り5分煮出す
- 干し椎茸だし:冷蔵庫で5時間〜一晩戻す
- 便利だし:香り重視はだしパック、時短は顆粒・液体
◆ だし選びは使い切りやすさと好みも重要
- 家庭用のだし:鰹だしと昆布だしが基本
- 味がぼやける原因:調味料を先に入れすぎる
- 子ども向け:昆布だしや鰹と昆布が食べやすい
- 減塩:鰹節と昆布のうま味を重ねる
- 購入時:原材料名・賞味期限・削り方を確認
◆ 家庭向けだしは続けやすさと相性で選ぶ
- 毎日の味噌汁:香りのよいかつおだしが使いやすい
- 忙しい朝:無添加だしパックが続けやすい
- 特別な和食:削りたての鰹節が香りを引き立てる
- 料理初心者:かつおと昆布の合わせだしから始める






